Fuji Rock Festival '14
去年に引き続き、今年もフジロックに行ってきました。
好きなんです、夏フェス。
フジロックは人生2回目です。
一緒に行った友達の都合で、
会社を休んで7/25(金)の1日だけ参加してきました。
友人(初音楽ライブ)含め、3人で参加しました。
※ちょっと感動し過ぎたので、長文です。
Fuji Rock Festivalとは?
言わずと知れた、国内4大夏フェスの1つです。
(他3つは、Summer Sonic、Rock'in on Japan、Rising Sun Rock Festival)
- 開催時期
毎年7月下旬~8月上旬の、金曜日〜日曜日の3日間です。
3日間とも、朝から翌朝までライブが行われています。正にお祭りですね。
- 会場
計3日間、ジャンル問わず、
国内外の有名アーティスト200組以上が一堂に会します。
-
特徴
都市型フェスのように都会にある特設ステージで行われるのではなく、
山の中(と言っても苗場スキー場ですが)で行われることです。
ご飯(通称、フェス飯)が美味しいことも特徴の一つです。
フジロックでしか食べられないようなものもあり、
毎年長蛇の列となる店もあります。
また、売り切れになったりするものもあります。
その他詳細は、公式サイトをどうぞ!
目次
- 当日の様子
- ハイライト①:アーティスト編
- ハイライト②:グルメ編
- ハイライト①:アーティスト編詳細
- おわりに
1. 当日の様子
当日たくさん写真を撮ったのですが、ほとんど自身や友人の写真なので、
1枚だけ載せます。
どうでしょう?思った以上に自然というか、山の中感がありませんか?
この日は天気にも恵まれ、フジロック恒例(?)の雨は全く降りませんでした。
ただその分、昼間はめちゃくちゃ暑かったです。
その日、岐阜県多治見市で39度を超えたらしく、
確かに14時頃は、新潟県と言えど意識が朦朧とするくらいの暑さでした。
ですがもちろん、フェス自体は
感動あり、笑いあり、盆踊りあり!で最高に楽しく大満足でした。
それでは早速、当日のハイライトを①アーティスト編、②グルメ編として、
それぞれご紹介します。
2. ハイライト①:アーティスト編
個人的に良かった順にご紹介します。
当初の目論み通り、夕方以降にハイライトが固まっていました。
夕方以降、夜中0時に帰るまでは、誰を見てもひたすら楽しかったです!
フェスティバル FUKUSHIMA!オールスターズ大盆踊り大会(長い!w )
@ ORANGE COURT (21:20〜22:20)
2位:電気グルーヴ @ GREEN STAGE (19:20〜20:20)
3位:Slowdive @ RED MARQUEE (15:10〜16:00)
4位:ROVO and System 7 @ FIELD OF HEAVEN (18:00〜19:10)
5位:The ORB @ ORANGE COURT (オールナイトフジ) (23:30〜24:00)
こうして見ると、ステージも見事にばらけていますね。
それほど、運営の方が趣向を凝らされたのかも知れません。
(考え過ぎでしょうか?笑)
各アーティストの感想は長くなるので、後述します。
3. ハイライト②:グルメ編
こちらも、おいしかった順にご紹介。
1位:福島の地酒
2位:ポカリスエット
3位:ビール
水分オンリー!笑
やっぱり暑かったんでしょうね。
1位の地酒の名前はメモり忘れましたが、甘くて濃くて美味しかったです。
福島は仕事の出張でよく行っていたのですが、
有名な「飛露喜」という日本酒を飲んで以来、
福島のお酒が個人的に大好きになりました。
2位のポカリスエットは切実です。間違い無く命の水でしたねw
これが無かったら、熱中症で倒れていたかも知れません。
夏フェスには必須です。
3位のビールは、言わずもがなですね。
こちらも夏フェスには欠かせません。
天気の良い野外で、最高の音楽を聴きながらのビールは格別です!
このために生きていると言っても過言ではありません笑
以上です。
上にも書きましたが、食べ物が特に思い浮かばないということは、
今年は当たりを引かなかったということですね・・・w
もう少し、事前に美味しい食べ物を調べてから行くべきだったかも知れません。
4. ハイライト①:アーティスト編詳細
以下、ハイライト①アーティスト編の詳細版として、
各アーティストの簡単な紹介と、当日のライブの感想を記します。
1位:大友良英スペシャルビッグバンド
2013年、ギタリストの大友良英氏を中心に結成されたバンドです。
NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』の主題歌を担当することをきっかけに
結成されました。
私自身『あまちゃん』を見ていたので、今回の出演アーティストの中でも、
とても楽しみにしていたバンドの1つです。
そして、当日のライブはというと・・・
なんと、みんなで陽気に盆踊りをするという斬新なライブでした!
しかもあまちゃんの曲に合わせてです。
これが楽しくない訳が無いですよね!!
大友良英スペシャルビッグバンド - あまちゃん音頭 【Music Video(Short Ver.)】 - YouTube
(PVあったのですね。しかもAKBの恋チュンみたいになってますねw)
この曲に合わせて皆で盆踊りするのです!
こんなライブ、もう一生無いのではないかと。
盆踊りとか、小学校4年のときの高槻祭り(地元大阪の祭り)以来ですw
ちょいちょい大友さんらしい変態ギターが入っていて、
単なる盆踊り音頭で終わらないところが彼らしいなと感じました。
是非、またライブやっていただきたい!そして盆踊りたい!!
盆踊り、これから流行ると日本はもっと元気になるのではないでしょうか♪
ついでに、有名な『あまちゃん』のOPテーマも載せておきます。
もう一回あまちゃん見たくなりました。泣きたい!
大友良英 スペシャル ビッグバンド | 大友良英オフィシャルサイト
2位:電気グルーヴ
DJとして世界を廻ることもある石野卓球氏から成るテクノユニットです。
これぞテクノという格好良い曲ばかりでなく、
独特のユーモアの利いた歌詞の付いた曲も多く、
踊れるばかりでなく、聴いていて笑うこともあります。
そういう曲って、なかなか無いのではないでしょうか?
1989年結成なので、今年結成25周年。
それを記念したアルバムも発売されているようです。
そして当日のライブは、ただただ楽しかったです!
ひたすら踊って笑いました!
彼らを見るのは恐らく3回目くらいなのですが、
今までで一番楽しかったです!!
『ガリガリ君』『富士山』の皆でかけ声系の曲から、
『N.O.』みたいな合唱系、
それからアルバム『Voxxx』からインスト系の曲と、
バランスの良い構成でした。
そして、一番有名であろう『Shangri-La』までやってくれました!
「とうとう、生Shangri-La聞けた〜!!
神様ありがとうございます!!笑 」と、
何度心の中で叫んだことでしょうか。
DENKI GROOVE - shangri-la - YouTube
VJ(光の演出)がとても凝っていたのと、
衣装にも趣向(ユーモア)が凝らされていたので、
夜の野外で見ると、目でも楽しめました。
ここまでユーモアと音楽を融合させたユニットってなかなかいないです。
本当に。
途中、ピエール瀧氏の顔がアップになったときに、
とても疲れた顔をされてて面白かったですw
3位:Slowdive
いわゆるシューゲイザーと呼ばれるジャンル
(個人的にジャンルで括るのはあまり好きではありませんが)
に属するイギリスのロックバンド。
シューゲイザー系のバンドは、ギターとその音を増幅するアンプとの間で発生する
雑音(フィードバック・ノイズと呼びます)を、
音としてうまく取り入れた特徴を持っています。
こちらも1989年結成。(電気グルーヴと同じ年なのですね、知りませんでした。)
2002年に解散後、今年奇跡の再結成。
それに合わせて、今年のFuji Rockへの出演となったようです。
Slowdive - Slowdive (1991) - YouTube
知名度はそこまで高くないと思うのですが、
なんと会場は満員でした!
再結成という話題性も影響していたのでしょうか。
音楽自体は前から知ってはいましたが、ライブは初めてでした。
そして、生で聞いてここまで素晴らしいとは、完全に予想外でした!
大変感動してしまい、一人でちょっと泣いていましたw
隣にいた友達も泣いていたらしいですw
それくらい、皆の胸の奥の何かを刺激する感情的な音楽でした。
ギターは心地良い音を出していましたし、
ベースは癖になるフレーズを繰り返し、
ドラムも多すぎず少なすぎずの手数でした。
終始、とにかくふわふわしていて、
脳内麻薬が放出されっ放しでした。
初ライブ参加の友達は、ぽかーんとしていましたがw
シューゲイザーのライブ自体初めてでしたが、
ここまで感動するジャンルのライブって、そうそう無いですよ。
4位:ROVO and System 7
「宇宙っぽいことをやろう」というコンセプトの元、
1995年に結成されたインストトランス宇宙バンドです。
UAのサポートドラマーをしている芳垣安洋氏も在籍されています。
- System 7
イギリスのテクノ・トランス・アンビエントユニットです。
元ゴングというプログレバンドの
スティーブ・ヒレッジと、その妻ミケット・ジローディによって結成されました。
テクノユニットであるThe Orbや、
親交が深いようです。
そして、今回はこの2組が組んでのライブです。
どうです、結成の経緯からしてぶっ飛んでそうでしょう?w
実際ぶっ飛んでます。
とりあえず、曲聞いてみてください。
Rovo and System 7 - Hinotori (Official Video) - YouTube
いやー、この曲何度聞いても最高ですね!
ちなみに曲名の『Hinotori』というのは、
ハマっていたみたいですね。
大好きなROVOが、これまた好きなSystem 7と一緒にやるということで、
どんな風になるのか非常に楽しみにしていましたが、
予想通り、最高の組み合わせでした!
System 7のエフェクトがROVOの音楽とマッチして、
周囲は完全に宇宙空間と化していました。
一人、福島の地酒飲みながら、 宇宙遊泳しておりました。
映像も最高。
新潟に宇宙があった!!
5位:The ORB
1988年結成のイギリスのテクノミュージシャンです。
彼らも前から大好きで、ROVOと同じく宇宙を感じるユニットです。
宇宙的な音楽は何でも好物です!
(Full version) The Orb- A Huge Ever Growing ...
プレイ時間が深夜というのもあって、
宇宙的な音楽とマッチしていて、最高の雰囲気でした。
じわじわくる低音が気持ち良かったです。
友達が皆さすがに疲れていたので早めに切り上げましたが。
ダビーで渋かったです。
以上、ハイライト編詳細でした。
5. おわりに
ライブレポ、いかがでしたでしょうか。
気に入っていただけるバンドが見つかったのであれば幸いです。
その他ご紹介出来ていないのですが、
夜中のみ限定のステージがあったりして、
朝まで楽しめそうな感じでした。
来年は泊まりで行って、オールナイトで楽しみたいですね!
ただ、行き帰りの移動も、交代で車での運転でしたので、とてもハードでした。
運転しないといけないので、アルコールは18時までしか飲めませんでしたし。
実際、朝5時半に自宅を出発して、帰りに新宿に着いたのが明朝4時でした。
更に、友人1人は、その後仕事に行きましたw
ですが、何はともあれ宇宙的に楽しかった!