元宇宙エンジニアの気まぐれ語り

宇宙・音楽好きのゆるふわコンサルが、気まぐれに真面目っぽく、雑多に記します

オススメの銭湯1:寿湯(上野)

f:id:thaicurry:20191005160220j:plain

 

僕が銭湯に行き始めたのは、今年の1月からです。きっかけは、半分は癒しを求めていたこと、半分は完全なるミーハー心。元々、銭湯やサウナは気になっていました。

 

一番最初の出会いは、タナカカツキ先生の漫画「サ道」。「サウナと水風呂の往復は合法麻薬だ。往復を繰り返していくと、ふわふわして気持ち良くなり、目の前が七色になる」と書かれていて、衝撃とともに、困惑を感じました。「え?どういうこと?ふわふわ?サウナが気持ち良い?何それ?いや、ふわふわしてみたい。してみたいけど、サウナってただの暑い密室やし、水風呂入るとか冷たいし無理無理。往復するとかどんな罰ゲームよ。」と。ただ、その不思議さゆえ、頭の片隅にずっと残っていました。

 

また、Webライターのヨッピーさんの影響もあります。彼は、有名なWebメディアでよくサウナについての記事を書かれているくらいサウナー(サウナファンのこと)です。元々ヨッピーさんの書く文章が好きだったので、彼の記事を読むうち、より銭湯やサウナが気になる存在になっていきました。

twitter.com

 

そして極め付けは、今年1月、冒頭の写真にある通り、BEAMSさん、牛乳石鹸さんが、都内の主要銭湯とコラボし「銭湯に行こう」キャンペーンを行っていたことです(キャンペーン名は適当です)。

 

この様に、好きな漫画家、ライター、オシャレなBEAMSさん、優しい牛乳石鹸さんと、錚々たる方々からオススメされると、これはもう行くしかないやろう!ということで、これらをきっかけに、銭湯、サウナに行くようになりました。(今考えると、色々なタイミングが合っていて、各所のマーケティング力はすごいなと思いました。恐らく僕みたいな人をターゲットにしておられたのでしょう。まんまとハマった僕です。)

ただ単に年齢的に、疲れを取りたい、あるいは束の間の癒しを求めていただけかも知れません。

 

いずれにせよ、この時から銭湯が身近な存在になり、定期的に通うようになりました。

そして、試しに軽い気持ちでヨッピーさんが提唱する交互浴(熱風呂→水風呂に交互に入ること)をやってみたところ、まんまとにハマりました。ぜひやってみてほしいのですが、2周目くらいから、本当に脳内麻薬が出ます。タナカカツキ先生が言うように、頭がふわふわしてきて、ハッピーな気持ちになります。

なんでかな〜と不思議に思っているのですが、個人的な分析では、血行を強制的に良くし、全身の血の巡りを良くしているからだ、と勝手に結論づけました。詳しい方いれば、是非教えて下さい。

あと、僕はサウナーではありません。本当か知りませんが、男性の男性に悪影響がある、と聞いたことがあり、そこからやめちゃいました。

 

さてさて、都内には意外にもまだ結構銭湯が残っています。これまでに、少ないながらも10ヶ所くらい行きました。今後、その中で、ここは良いなあと思った銭湯を不定期に紹介していこうと思います。そして、裸の付き合いができる、銭湯友達を増やしたいなと密かに思っています。

今回はその第1弾として、僕の銭湯デビューのきっかけとなった、東上野にある「寿湯」の素晴らしさについて書きます。有名かつ、老舗の銭湯です。

 

f:id:thaicurry:20191005160643j:plain

入口(若干ブレててすみません)




 

f:id:thaicurry:20191005160536j:plain

内観

 

目次

 

www7.plala.or.jp

 

アクセス

JR上野駅の東の方にあります。

JR上野駅(入谷口)から徒歩7分

東京メトロ銀座線の稲荷町駅から徒歩2分です。

 

 

営業時間

11:00〜25:30

最終受付 25:05

定休日 第三木曜日

 

ほとんど休みが無いですね!そして夜中遅くまでやっています。ありがたいです!

経験上、週末の20〜22時辺りが最も混んでいる印象です。

 

料金

大人 470円

子供 180円

幼児 80円

サウナ 200円

タオルセット 70円

 

大人料金は、増税前より10円アップしています。サウナに入る場合は、料金追加となります。

 

銭湯にハマるまで知らなかったのですが、公衆浴場なので、銭湯の入浴料は一律なんですよね。サービスや施設がそれぞれなのに!どうせ行くなら、施設が充実しているところ、となりますね。

 

後述しますが、シャンプー、ボティーソープは備え付けのものがあるので、大人が手ぶらで行った場合、

サウナ有り:740円

サウナ無し:540円

ですね。

これで疲れが取れてハッピーな気分になるのであれば、めちゃくちゃ安いと思います。

 

風呂の種類

驚く事なかれ。めっちゃ充実してます。(当たり前ですが、男風呂の方です。女風呂の方は、銭湯女子の方に筆を譲ります。)

 

・ジャクジー

・露天風呂

・高温風呂(43〜44度くらい)

・水風呂×2(いずれも外。1つは洞窟風)

・サウナ×2(普通のと、塩サウナ)

 

スター勢揃い感ありますね。

 

ジャグジー

足を伸ばして寝転べるブース(?)があります。ぶくぶく音を聞いていると、心が落ち着きます。

 

露天風呂

都心なのに!露天風呂が大好きなので、とてもポイント高いです。周りはマンションに囲まれているので、不思議な景色です笑

しかも、結構広いんです。

 

高温風呂

熱いんですが、入ってしまうんですよね〜。色んな薬効のある入浴剤入りです。週替わり?かな。紫色やったり、緑色やったり。

そういえば、高温風呂は、下町の台東区だからですかね?

江戸っ子は高温風呂にさっと入る、と聞いたことがあります。

 

水風呂×2

なんで2つも!?と最初思いました。いずれも露天風呂の周りにあります。1つは普通に外、もう1つはなぜか洞窟風の半屋内みたいなところにあります。ちなみに、後者の方が冷たい気がします。

 

サウナ×2

これも、すごい。なんで2つも!?part2。1つは屋内に合って、サウナと言ったら思い浮かべる、あの普通の木の部屋のやつ。もう1つは露天風呂の方にあり、塩サウナです。塩サウナとか、何か女子力高くないか。

塩サウナの方が、より汗をかきやすいですね。

 

 

設備

設備もとても充実しています。

 

シャンプー、ボディーソープ、石鹸備え付け

シャンプーやボディーソープが置いてない銭湯も多い中、これは地味に嬉しい。手ぶらで行けるってことです。石鹸はもちろん牛乳石鹸

 

ケロリン桶 

昔ながら感があって、個人的になぜか好きなんです。

こんなやつです。

ケロリン桶 関東版 00350

ケロリン桶 関東版 00350

 

 

 

ドライヤー無料

これも地味に嬉しい。5分10円とかの銭湯も多いんですけどね。風呂上がりに髪を乾かそうと財布を覗いた時に、10円が入っていなかった時の絶望感。そんな心配をしなくて良いのが嬉しいです。

 

大小ロッカー

リュックも余裕で入る大きめのロッカーがあるのがありがたいです。仕事帰りやどこかに出かけた帰りにそのまま寄れます。

もちろん、貴重品用のロッカーもあります。

 

脱衣所が広い

これは最初驚きましたが、脱衣所が1階と2階に別れているんですよね。なので、広々しています。

そして、2階にもきちんとドライヤーもあります。気が利いています。

 

綺麗で清潔

最近リニューアルされたっぽくて、渋い外観とは裏腹に、中はとても綺麗で清潔です。

 

 

個人的に素晴らしいと思うポイント

基本情報はこんなところにして、ここからは、個人的に寿湯の好きなポイントを書いていきます。

 

 

露天風呂がある

都心にある銭湯で露天風呂があるのが、何よりも嬉しい。なんで露天風呂って良いんでしょうね。屋内風呂に比べ、ゆっくりできるところかな。あとは、やっぱり開放感?

 

 

行く度にお湯が変わる

露天風呂と高温風呂のお湯が行く度に変わるので、毎回新鮮で楽しみです。恐らく露天風呂は日替わり 、高温風呂は週替わり、くらいやったと思われます。(うろ覚え)

 

 

水風呂が空いている

水風呂が2つもあるので、結構空いています。洞窟の方はガチで冷たいので、特に。僕は洞窟の方に行って、寒いか寒くないか、ギリギリ寒い、っていうのを味わうのが好きです。

水風呂に入ると、不思議なことに、徐々に体がポカポカしてきます。血行が良くなっているからですかね。寿湯に行くまでは、水風呂に入るなんて考えたこともなかったのに。

 

 

設備が充実している

前述しましたが、ドライヤーやシャンプー、ロッカーなどが完備されていて、気軽に寄れるところも素晴らしいです。細やかなサービスが行き届いています。

 

 

まとめ:寿湯は銭湯の完成形

まとめると、寿湯は銭湯の完成形だということです!何でも揃っていて、銭湯の良さを存分に味わえます。パッと行って1時間くらい楽しんで、帰る頃には交互浴のお陰で心も体もハッピーに。最初に行った銭湯が寿湯で良かった〜。

是非、皆様も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

おまけ:銭湯戦士 セイント☆セントー

最後におまけで、気になる銭湯漫画を紹介。

寿湯の壁には、銭湯戦士セイント☆セントーなる謎キャラの月刊ギャグ漫画が貼ってあります。行く度、ついつい読んでしまいます。とてもハイテンションな漫画で、かつぶっ飛んだキャラがたくさん出てきます。

いつも詳細調べず読んでいるので、作者の方についてや、なぜこのキャラなのか、またなぜ銭湯に貼ってあるのか謎でした。

謎過ぎたので調べてみたところ、作者はメソポ田宮文明先生と言うそうです。寿湯含め、都内では全3箇所(萩の湯、薬師湯)のみでしか読めないそうです。何でも、裸で読む漫画というコンセプトだそうです。そして主人公は、若ハゲだそうですw何じゃそりゃ〜

 

 

お気に入り銭湯紹介第1弾はここまでです。次回は、あそこにしよう。

 

では!