元宇宙エンジニアの気まぐれ語り

宇宙・音楽好きのゆるふわコンサルが、気まぐれに真面目っぽく、雑多に記します

スリランカ男一人旅 2日目 アヌラーダプラ

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本日も見ていただいて

ストゥーティー!

(シンハラ語で、ありがとうございます!)

 

本記事は、スリランカ男一人旅体験記、

2日目になります。

 

この連載初回である前回の1日目は、

この時期になぜ

スリランカに来たかについて、

そして、初日の滞在地として、

南西部にあるリゾート地・ニゴンボに

来たところまで書きました。

 

 

thaicurry.hatenablog.com

 

 

今回は、ニゴンボを出発するところからです。

 

そう言えば前回、最初に全体行程を

お伝えしていませんでした。

 

あえてそうしていたのですが、

これには2つ理由があります。

 

1つ目はそもそも予定が未定だから笑、

2つ目はお伝えしない方が

読んでいただくのが少しでも

楽しみになるのかな、

という考えがあるからです。

 

ですので、今後のプランについては、

次の日の予定以外は秘密にしておきます。

 

それでは、2日目です。

 

前半までにハイライトが固まっていました。

 

ただ、スマホのくせに長文(約5000文字)

になりました。

 

ですので、時間が無くて、

珍道中好きな方は1章を、

遺跡好きな方は2章をご覧いただければと

思います。

 

よく打ったな…

 

 

目次

  1. バス修行で世界遺産の街アヌラーダプラへ
  2. 仏教の聖地(ダイジェストで)
  3. 終わりに
  • おまけ

 

1. バス修行で世界遺産の街アヌラーダプラへ

 

ニゴンボの朝

昨日、お姫様ベッドで寝たおかげで、

今日は少し優雅に

お姫様気分でスタートしました。

 

何も見ずに街を去るのももったいないので、

朝6時に早起きして

宿から徒歩1分の海を見に行きました。

 

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ニゴンボ早朝の海です。

 

海を見たのは久々でした。

 

見た瞬間、私の荒ぶるサーファーの血が

騒いだ気が騒ぎましたが、

気のせいでした。

 

サーフィン?やったことありません。

 

とりあえず、晴れてたらもっと

綺麗だったのでしょうね。

 

それでも綺麗でしたし満足。

 

宿に戻って朝食にします。

 

この時、海に行って帰って来るだけで、

2人の熱心な営業マンから、

熱烈な営業を受けていました。

 

1人目の方は、トゥクトゥクという

原付バイクにソファーを乗せました、

みたいなアジア特有の乗り物の勧誘で、

まあよくあるセールスでした。

 

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内装はこんな感じの乗り物です。

 

しかし2人目の方が変化球でした。

 

おもむろに海岸を歩く私に近づく、

色の黒いワカメの味噌汁。

ではなく、

色の黒い袋を持った若めの男。

 

「ヘイ、マイフレンド!」

 

初対面にも関わらずやけに馴れ馴れしく

話しかけてきました。

 

「名前は?」

「どこから来たの?」

「いつまでいるの?」

 

人見知りせず、誰にでも気軽に

話しかける関西人気質なところは

好きなので良かったのですが。

 

その後、黒の袋から何かを

取り出そうとする彼。

 

この時点でどこか怪しいと感じ、

見向きもせず去ろうとする私に、

彼はこう言いました。

 

「ヘイ、マイフレンド!

   これな、シャーク!

   シャークの首飾りなんやで!

   ヘイ、マイフレンド!

   欲しがっとったやんか!

   買うてや!」

 

??

 

シャーク?首飾り?何やそれ?

 

…いるかー! !

 

いつ付けたら良いか分からんわ!

 

そして初対面やのに、

欲しがってたも何も無いわ!

 

黒い袋からシャークの首飾りのプレゼントを

取り出すとか、サンタクロースか!

いや、むしろ鮫タ黒ースか!

(シャークと黒の袋から…)

 

これが言いたかっただけです。

 

…のっけから、無理矢理な語呂合わせ、

大変失礼しました。

 

にしても、

彼は一体何者だったのでしょうかね。

 

 

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さて、気を取り直して宿に戻り朝食です。

 

運ばれてきて思ったのですが、

どれをとっても、量多くないですか?

 

特にバター、盛りすぎてません?

 

ですが、そこはホスピタリティーに感謝し、

言葉をぐっと堪えて、頂きました。

 

各メニューは

どれももちろん美味しかったです。

フルーツが特に甘くて最高でした。

ご馳走様でした。

 

 

SHARK エナジードリンク 250ml×24本

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アヌラーダプラに向けて出発

朝食を終え、

本日の目的地、アヌラーダプラに向かいます。

  

アヌラーダプラは、

スリランカ最古の王朝があった街です。

 

世界遺産となっている遺跡群が

たくさんあります。

 

また、現在も仏教の聖地として、

スリランカの人々は日々、

お祈りにやってきます。

 

世界遺産が現在も活用されているのは、

非常に珍しいそうです。

 

ニゴンボからアヌラーダプラへは、

バスか鉄道を使うのが一般的です。

 

鉄道はちょうど良い時間のものが

無かったので、バスで行くことにしました。

 

高めの快速バスと、

地元の方が使う安めのローカルバスの

2つがあります。

 

更には、それぞれ到着時間や行き方が

異なります。

 

1. エアコン付きの快速バスに

   バス停から乗り込み、

   大きな街を中継して行く方法

→トータル6時間かかりますが、

    快適で確実な方法。

    宿の方のオススメ

 

2. エアコン無しのローカルバスを

    国道で捕まえ(タクシーの要領)、

   まっすぐアヌラーダプラに行く方法

→トータル4時間で行けますが、

    快適ではなく、

    乗れるか不確実な方法

 

 

ここで、前提として、

今日中にアヌラーダプラの遺跡を

何としても全て廻りたいという

希望がありました。

 

そうなると、

午前中にアヌラーダプラに着く必要があり、

移動に残された時間は4時間ちょっとしか

ありません。

 

ということで、迷わず方法2の

ローカルバスを選択しました。

 

まさか、それが地獄の始まりであったとは

知らず… 

 

トゥクトゥクの運転手が
乗り場と乗るべきバスを教えてくれました。
(後で分かったことですが、
バス代ボラれていました…)

 

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ローカルバスの車内です。

 

内装、めっちゃ派手!笑

 

モニターに映し出されているのは、

謎のバンドの演奏!なぜ?笑

 

しかも爆音!

 

騒がしい!

 

でも、その音がなぜか癖になりました笑

 

写真撮り忘れていましたが、

このあと、バスはすぐに満員になりました。

 

エアコン無しなので

暑いかと思っていたのですが、

乗降ドアを開けっ放しで走るので(!)

そこからの風で、それほどでも無かったです。

 

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そんなこんなで2時間経過しました。

 

地球の歩き方には、

どちらのバスでも

この辺りで一度休憩があると

書いてありました。

 

そろそろ休憩かと安心していた私。

 

ですが、バスはスピードを

上げることはあれど、

一向に下げることはありません。

 

2時間10分経過…

 

2時間20分経過…

 

バスは一向に休憩に入りません。

 

ここで、考えないようにしていた

ある事実が、私の頭の中を

埋め尽くし始めました。

 

もしや、私は

トイレに行きたいのではないか?

 

このあと、トイレの話が続くので、

食事中の方は耳を塞いで、

目だけ開けておいてください。

(意味無い)

 

2時間半経過…

 

かなり不安になってきたので、

車掌の方にトイレ休憩の有無について、

一応確認してみました。

あるとは思いますが、一応、です。

 

「トイレ?アヌラーダプラまで無いですよ。

    休憩??このバスは普通の市バスですよ?

    もちろん無いですよ。」

 

…え、4時間乗るのにトイレ休憩無し?

 

そんなことあり得ます?

 

あなた方は、

映画2本をトイレ行かずに

ぶっ続けで見られるんですか?

 

もし出来るなら、

それ、すごい羨ましいんですけど!!

 

トイレ休憩が無いという事実を

知ってしまった私の頭の中は、

もはやトイレのことで

一杯になっていました。

 

うん、考えんようにしてたけど、

やっぱこれはトイレに行きたい!!

 

朝食でコーヒーなど飲まなければ…!

 

アヌラーダプラまで、

残すところ1時間半。

 

待て、まだ先は長いぞ!!

 

間に合うのか⁉︎

 

そんなことは露知らず、

バスの振動がお腹に響きます。

 

ここからの1時間半は、

それはそれはもう、

さながら修行僧のように、

瞑想(迷走とも言います)し、無の境地でした。

 

もしかして、これが悟りというやつでは?

 

こうして私は、図らずも、

聖地アヌラーダプラに着く前に、

初めて悟りの境地に辿り着くのでした。

 

着く直前には、

気付いたらお尻を浮かせ、

内股になって座っている修行僧がいました。

 

無意識に、

悟りのポーズを取っていたんですね。

 

この瞬間、

スリランカで悟りを開いた日本人は

私くらいだったはずです。

 

そして1時間半後、

ようやく、バスはアヌラーダプラの

バスターミナルに到着しました。

 

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悟りを開いた私は、

トゥクトゥクの営業パーソンに

天国の場所を聞き出し、

一目散に向かいました。

 

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待ち侘びた天国の光景がこちらです。

 

聖地にはやはり天国がありました。

 

ありがたい場所でした。

 

こうして私は無の境地から、

内股となり、悟りを開き、

天国へと行くことができました。

 

スリランカ先生、

ありがたい体験を

ありがとうございました…

 

以上が今日のハイライトです笑

 

写真が少ないのは、

瞑想(迷走)していたからです。

 

…内容薄くてすみません(-_-;)笑

 

怒らないでください。

 

 

 

 

 

2. 仏教の聖地(ダイジェスト)

到着後、宿でプライベートトゥクトゥク

チャーターし、遺跡群を廻りました。

 

遺跡群に来たかったのは、

世界遺産だからというのは

もちろんありますが、

予習がてら、

スリランカ仏教に関する本を読んで、

興味を持ったからです。

 

非常に面白く内容の濃い本なのですが、

内容に触れるととてもではないですが

ここには書ききれないので、

割愛します。

 

最後にリンクを貼っておきますので、

ご興味のある方は

是非読んでみてください。

 

ここからは、

前半が(無駄に)長すぎて

タイムオーバーになったのと、

ガイドブック以上の情報が

得られなかったので、

写真とともに、

ダイジェストでご紹介したいと思います。

 

もし期待されていた方いらっしゃったら、

申し訳無いです。

 

ガイドや旅情報などは他のもっと
詳しいサイトさんに譲ります。

 

ちなみに、宿はこちらです。

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Indrani Inn Guest House

 

 

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イスル(26)(既婚)の運転する

トゥクトゥクで遺跡群へ。

 

主要な遺跡のみご紹介します。

 

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イスルムニヤ精舎です。

 

岩肌に作られた寺院です。

 

極彩色の仏像は、

東京にある浅草寺の援助で

塗り替えたそうです。

 

 

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スリーマハー菩提樹です。

 

紀元前3世紀に、

インドの王から贈られたものです。

 

インドのブッダガヤに

その下でブッダが悟りを開いたと言われる

菩提樹があり、

その分け木を植樹したものです。

 

 

 

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ルワンウェリサーヤ大塔です。

 

高さ55mもある、

アヌラーダプラ最大の

大塔(ダーガバと言います)です。

 

以上、遺跡群をご紹介しました。

 

ご参考になれば幸いです。

 

※前述した、遺跡を見たいと思うきっかけと

なった本は、以下です。

どちらも女性作家さんですが、

男性にもオススメします。

 

 

スリランカで、ほっ。―仏教は心のアーユルヴェーダ

スリランカで、ほっ。―仏教は心のアーユルヴェーダ

 

 

 

恋こがれてスリランカ

恋こがれてスリランカ

 

 

 

3. 終わりに

いかがでしたでしょうか。

 

割と都会であった

ニゴンボとは打って変わって、

アヌラーダプラは非常にのんびりとした

街です。

 

遺跡群はもちろん、宿も静かです。

 

到着と見学で慌ただしかった分、

宿に帰ってからはゆっくりできました。

 

そのため、更新が明朝になってしまいましたm(_ _)m

 

最後、駆け足になってしまって

申し訳無いです。

 

明日、というか今日は、

ダンブッラという街に向かいます。

 

スリランカに来たいと思った

きっかけとなった、

世界遺産シーギリヤロック

近くにある街です。

 

お楽しみに!

 

 

3日目はこちら

 

thaicurry.hatenablog.com

 

 

 

・おまけ

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ニゴンボの宿の本棚です。

 

割とゲストハウスにはよく本棚が

置いてあるのですが、

様々な国の旅人が様々な本を

置いてあったりするので、

何が置いてあるのか見るのが好きです。

 

 

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宿に向かう途中で見つけた市場。

 

色とりどりの野菜やフルーツが所狭しと

並べられていて、とても綺麗でした。

 

 

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道端の屋台でランチです。

 

周りにあまり飲食店が無かったので。

 

しかし、メモ付きの問題用紙て!!

 

 

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宿の猫。

 

晩飯時におちょくっていたら襲われました笑

 

 

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宿の内装

 

 

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宿の方お手製のカリーとサラダのディナー。

 

手作りは非常に嬉しいです!

 

どのカリーも美味しかったです。

 

ご馳走様でした。

 

 

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ジンジャービールという、

謎の飲み物。

 

味はジンジャーエールです。

 

ビールと言いつつも、

ノンアルコールです。

 

 

フェンティマンス ジンジャービアー 275ml×12本

フェンティマンス ジンジャービアー 275ml×12本

 

 

 

 

以上です。

 

長文を最後までご覧いただき、

ありがとうございました。